韓国女性に恋した話②

前述の通り、成人式の2次会で恋愛経験のないことを指摘された私は、

内心おだやかでなかったのは事実である。

 

中学では隙きなし状態である。最強と思っていたが恋愛経験がない。

難しい数式、レポートはこなせるのに、恋愛はできない。

なにか生物として劣っている感覚である。

 

いい大学にいって、人よりもちょっといいステータスはあった。

しかしながら、人として基本的なことができていないのではないか。

 

この日を境に、彼女をつくる。という意思が明確になったのを覚えている。

しかし普通に暮らしていては女性との接点なんか持ち得ない。

そこで私は ナンパ を実施したのである。

 

当時mixiが流行っていた。全然接点もないのに、同じ学科と言うだけで、

’友達’になっている人が複数いた。

mixiには つぶやき なる機能があった。そこで名前だけ知っている’友達’が

ゲームセンタのナンパは成功率が高いなんて言い出す。

こんな理系単科大学でナンパなんかしている人がいるのか。

周りはサイズの合ってない白と黒のチェック。黒のジーンズ。に身を包んだ

大学生しかいないはずなのに、なんと軽率なやつがいるのか。と。

 

しかしながら私に残された道はこれしかないと思った。

サークルもやってるんだか、やってないだか分からない状態。

女性と接点をつくるためには、ある程度大胆な処方が必要である。

 

ナンパの内容はここでは控えたいと思う。

色々あり、タイミングと女性からのアプローチもあり、20歳の夏。

見事初の彼女を得たのである。

声をかけた女性は15人ぐらいであったと思う。

それまでに2人とデートした。

1人目は初めて声かけた人である。そして初めて女性とデートした人だ。

 

今も私はデートという行為がすきだ。

会話の駆け引きと相手から好意を得られることに非常に喜びを感じる。

第一に男は女性と会話することが大好きだ。そうプログラムされている。

 

どうやって好意を得られるのか。

何度か彼女がいるにもかかわらず合コンに参加して、付き合う手前までいってしまった経験もあるので、脱線して会話のコツを一つ伝授したいと思う。

女性との会話のコツ。

 

 「相手のフィールドで戦う」

 

これに尽きる。意外にできていない人がいるし、いわゆるひとつのテクなので、

あまり漏らしたくはないが、このオナニ記事を読んでいただける人が

いるということでお教えしたいと思っている。

もちろん、このあとに怪し気な教材を紹介するとかではない。

これは私がある職業に就いていたとき考えついたものであり、おそらく

その職業についている人なら自然とできていると思う。だからその職業の

人は非常にモテる。結婚も早い。私の2倍は生きている部長も私に対してこれをやってきて、おどろいたことを覚えている。

ここで私の歳と職業。そして後述する留学で私が何者なのかわからなくなって

しまうかもしれない。その辺の想像はおまかせしたい。

 

さて「相手のフィールドで戦う」とは、要は相手の話題で話し続けろということ。

よく女性が男性に抱くマイナスな評価として、「自分の話ばかりしている」というものがある。

自分の話をしないでどうやって会話するのか。非常に不思議である。

 

例えば、女性から「趣味はなんですか?」と聞かれたとする。

私の趣味は海外旅行だ。あなたもそうだとする。

多くの男性が「海外旅行だよ~」と答えた後、女性から「どこ行ったの?」

と聞かれて、ぺらぺらぺら、と武勇伝のように国の紹介をしよる。

これは自分が気持ちよくなっているだけである。

相手のフィールドで戦うには、相手が出してきた情報をもとに会話をつなぐことである。

上記の例のとき、男性は「海外旅行だよ~この間もどこどこ行ってきたよ。あなたは?」

と自分の情報は控えめにしつつ、質問も追加することで女性から情報を得る。

これによって今後の会話は、女性が提供する話題と、自分が提供した海外旅行の話の手札が得られる。

 

この会話の後、「私も海外旅行」と言われた場合にはもうイージーであろう。

しかしあなたが興味がないものだったらどうしよう。「城巡り~」と言われた場合。

 

相手のフィールドで戦うとは、決して質問攻めするわけではない。興味がないことについて言われて、質問攻めしがちである。

出てくる答えから、自分の知っている情報も’切り売り’していくイメージ。

「へ~大阪城とかいったことある?電車からしかみたことないんだけどさ」

「お城とか小学生の修学旅行以来だわ。どこがいいかね?」

とかである。

関連する話題につなぐこともよい

「いわゆる歴女?どの時代がすきなん?」

「いま戦国武将とかイケメン化されすぎだよね。ゲームもやるん?」

こんな感じで、あくまでも相手の話題で進行させて、そこに自分の知っていることを付与させて会話を続けるイメージ。

 

多くの人が結局は、話したいだけである。特に女性はそうであると信じる。

女性は言語能力が高い。ペラペラ出てくることばに圧倒されたことがあると思う。

つらいことがあって人に話すとスッキリする。アウトプットは癒やしの効果があるのではないだろうか。

だから基本は話させる。相手に気持ちよくなってもらう。これだけである。

切り売りする情報がない?これに関しては努力する以外ない。ファッション、グルメ、音楽、旅行、漫画 ジャンルはこの程度であろう。